シクラメンってどんな花?
冬の贈り物の定番、シクラメンは球根性の植物です。
大輪で大鉢に仕立てられた立派なものから小輪でミニタイプのものまで大きさは様々です。
花の色は赤、紫、白、ピンクなどがあり、花びらの形もフチが細かく波打ち状のフリルになるなどバリエーションが豊富です。
燃え盛る篝火(かがりび)のようであることから別名”カガリヒバナ”や原産地では、豚がこの球根を好んで食べることから「ブタノパン」と呼ばれることもあります。
非常に繊細な植物で、気温や水、太陽光線など、様々な影響を受けますのでお手入れが大変ですが、丁寧にお世話をすることでキレイな花を咲かせます。
シクラメンの選び方・育て方
【シクラメンの株の選び方】
全体的に見て、葉の数とつぼみの数のバランスが良いものを選びましょう。
葉だけ多いと花があまり咲かないことがあります。何事もバランスが大切です。
【上手な育て方】
シクラメンの鉢はほとんどが、底面給水といって、鉢底に水をためるタイプが多いです。
底面給水であっても、たまに土の上から水やりをしてください。
底面給水タイプではない場合は、土が乾いたら水をしっかりやってください。
【最適な温度】
シクラメンにとって最適な温度は、5~15℃です。
特に気を付けたいのが、冷暖房の風で直接当たると乾燥で枯れてしまいます。
できれば、涼しいというより少し寒いくらいのところがシクラメンにとっていい温度です。
【注意】
球根には水かけ厳禁!!
水やりの時は、球根部分に水がかからないようにしてください。
球根は湿気に弱く、水がかかると段々と傷んでいってしまいます。
当園のシクラメン
【シクラメン移植】
当園では販売用シクラメンと育種用シクラメンを生産しています。育種用は、品種改良を行い新しいタイプのシクラメンを作り出すために特別に管理しています。
1つの品種が出来上がるまでに10年はかかる地道な作業です。
その為、年間に2回種まきをし、品種検定を行い新しい品種を発見する努力を日々行っています。
4月には花が咲き始めるのに合わせて色・形・花揃い・花の高さなどなどチェック項目クリアするため手入れをします。
【出荷最盛期】
2.5寸サイズ~尺鉢まで 幅広いサイズを生産。
暮れのお歳暮、贈答、などお買い求めいただいています。
◇ワンポイント…来年出荷用のシクラメンの種まきは11月・12月に行います。大忙しの中来年に向けて種まきします。
【当園オリジナル尺鉢】
この位の大鉢になると生産リスクが高く、技術を要します。
最初の年は30鉢からのスタート。 試行錯誤しながら、生産体制を確立し
昨年からは500鉢を生産しています。
お歳暮や自分へのご褒美として購入されています。
予約注文率が高い商品なのでお早めにご予約お願いします。
当園生産シクラメン
鹿毛真耕園では、誰も見たことがない美しい花を生産するべく日夜、新品種の研究・改良に取り組んでいます。
特に”シクラメン”に力を入れており、鹿毛真耕園から誕生したシクラメン達が、皆様の元へと届けられています。愛情と情熱で生まれたシクラメンをご覧ください。
【カムリスプラッシュ】
【特徴】
◇フリンジがついて花弁が丸い形のやわらかい花
◇ワンポイントアドバイス
①ガラス越しの光線にはなるべくあててください。古くなった葉・花はとって下さい。
②翌年も咲かせるためには…
1.5月に鉢を1号大きいものに替えて光線・水・肥料は花の咲いている時と同じ管理をする。
2.花が終わったら涼しいところに置き、水をかけない(5月~9月中)
3.9月中旬に球根を掘り上げて新しい鉢に植えて、通常の管理をする。
【マイクロゴールデンボーイ】
【特徴】
初めての極小輪の黄色シクラメンです。小さいながらも存在感のある品種で葉も極小葉です。
◇栽培管理アドバイス
鉢物はガラス越しの光線に当てて下さい
◇販売期間11月中旬~1月上旬
【マイクロゴールデンガール】
【特徴】
初めての極小輪の目が赤の黄色シクラメンです。スロートが赤色で葉も極小葉です
◇栽培管理アドバイス
鉢物はガラス越しの光線に当てて下さい
◇販売期間11月中旬~1月上旬
【KC-ちくしミディダブルピンク】